上手くいかない時は、誰にでも訪れるもの。それは決してあなただけではありません。人生には波があり、時に沈むこともあります。そんなときに自分を責め続けると大きなストレスを抱えてしまいます。今回は上手くいかない時に自分を責めてしまう人に向けて、困難を乗り越えるための考え方をご紹介します。少しでも前向きになれるヒントになれば幸いです。

目次
うまくいかないと感じる理由 5つ
まずはうまくいかないと感じる理由をご紹介します。
過度に期待している
自分自身に過度な期待を持つことは、失敗や達成できなかった場合の落胆を大きくする要因になります。
期待値が高すぎると、現実とのギャップがストレスを引き起こします。
現実的かつ達成可能な目標を設定することで軽減出来るかもしれません。
また、過程そのものを楽しむ心を持つことで、失敗や期待外れをポジティブに捉えることができます。
自分の期待が高くて、自分を苦しめているかも!?
他人と比べている
他人と自分を比較すると自分は「上手くいっていない」と感じてしまうかもしれません。
他人の成功の形が自分に当てはまるとは限りません。それぞれに合った「成功」の形を見つけましょう。
他者との比較がもたらす影響を軽減するためには、自分自身の目標とペースを考えることが重要です。
他人と競争するのではなく、自分の過去の状態と比べることで、進歩を実感することができるでしょう。
他人と比較して「上手くいっていない」と感じてしまっているかも。。。
焦っている
焦りは早く結果を出したいという強い思いから生じます。
しかし、この焦りが逆に判断力を鈍らせ、かえって上手くいかない原因になることがあります。
まずは無理のない計画・目標を立てましょう。焦っては上手くいくことも上手くいきません。
一歩一歩の進捗を確認して、着実に物事を進めていきましょう。
それでも焦りを感じてしまうときには、あえて一度立ち止まってリフレッシュすることも1つの手段です。
焦らない焦らない!落ち着けばなんとかなることもあるよ!
疲れている
心身の疲労が溜まると、集中力や判断力が低下し、これまでできたことができなくなることがあります。
また、疲れている状態では問題をより大きく感じてしまい、うまくいかないと感じることがあります。
疲れている時はとにかく休みましょう。
睡眠時間を確保することや好きなことや趣味に時間を使いリフレッシュしましょう。
また無理な目標やスケジュールで疲れが溜まってしまっている可能性もあります。
現実的なスケジュールを立てて無理は控えましょう。
リフレッシュすることで打開策が見つかるかも!?
自信がない
自信がないために、「自分はできていない」と錯覚している可能性があります。
自信がないと、実際に十分な努力や成果を挙げているにもかかわらず、それを正しく評価できないことがあります。
「自分はできていない」という感覚は、必ずしも現実を反映しているわけではありません。
この錯覚に陥ると、自分の成功や進歩を過小評価し、「自分には能力がない」と感じがちです。
この背景には、完璧主義や他者との比較が大きく影響しているかもしれません。
自信を付けるために出来ていることに目を向けましょう。
そうすることで少しずつ自信を育てることができます。
すでに十分上手くいっているかもしれないよ!
上手くいかないときに乗り越える考え方5選
ここでは上手くいかないときに、これを乗り越える考え方をご紹介します
運が悪かっただけと割り切る
上手くいかない状況を「たまたま運が悪かっただけ」と捉える考え方です。
この考え方は、失敗に対する過度の自己批判を避け、次への行動を軽やかにする効果があります。
まるでサイコロを振るような気持ちで、運の要素も含まれることを認めるのです。
「今回は運が悪かった」と振り返り、過度に落ち込まないようにしましょう。
ベストを尽くしていると言い聞かせる
自分が持っている能力を最大限に活かして行動していることを、自分自身に認識させる考え方です。「これ以上はできなかった」と受け入れることで、過度な自己批判や不安を軽減することができます。さらに自分の努力を認めることは、達成感を感じやすくなります。
また「ベスト尽くしている」と考えることで完璧であることに囚われず、自分を許す心が生まれます。
時間が解決してくれると考える
物事がうまくいかないと感じるとき、その状況を「いずれ時間が解決する」と考えます。
焦りを軽減することができるので心に余裕を持てるようになります。
人間の感情やスキルだけでなく、環境も時間とともに変化します。
そのため時間が経てば、問題が自ずと解消されることも多いのです。
また今起きている問題を「一時的なもの」と思えるので、過度なストレスから解放されます。
生きているだけで偉いと考える
日々の困難や上手くいかないことに押しつぶされそうなとき、「生きているだけで十分に価値がある」ことを思い出しましょう。
これにより「今の自分でも良い」と自己肯定感が高まり、心の重荷を少しでも軽くする効果があります。
あなたは存在そのものに価値があります。
成果に左右されず、自分自身を受け入れることで心が安らぎます。
自分ならできると言い聞かせる
自分の可能性や能力を信じ、前向きな自己暗示をかける方法です。
「きっとうまくいかないだろう」と考えてしまうと、うまくいくものもうまくいきません。
逆に「うまくいく」「自分ならできる」と自己暗示することで不思議とうまくいくことがあるのです。
たとえ不安があったとしても、「自分にはできる」という言葉を繰り返すことで、前向きな気持ちになります。
あなたはこれまでも逆境や困難を乗り越えてきたはずです。
過去にできたことや達成したことを思い出し、自分を信じてみましょう。
らくラクダ体験談
らくラクダはうまくいかない期間とうまくいく期間がはっきり分かれているタイプです。
さらに一度悩んだり、落ち込むと、ズルズル引きずるタイプなので、うまくいかない時期は24時間浮かない顔をしています。
特に転職してからの1年半は全くうまくいくことがなく、本当に辛い日々でした。
うまくいかない日々はどうすればうまくいくかあれこれ考えていました。
しかしある時期に急にうまくいくようになりました。
きっかけや要因は自分でも分からず、不思議な体験でした。
今振り返ると「時間」が解決してくれたのかもしれません。
時間が経過することで、自分の変化(感情やスキル)だけでなく、環境(求められる仕事などの)変化が大きくあったのだと思います。
このことを振り返ると、「その時は運が悪かった」や「うまくいかない時期が来た」と、軽い気持ちで時が過ぎるのを待つことも有効な手段かもしれません。
まとめ
今回は上手くいかない時に自分を責めてしまう人に向けて、困難を乗り越えるための考え方をご紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。
ただし本当苦しく、健康を損なうのであれば逃げ出すことも考えましょう。あなたの健康より大切なことなどありません。生きているだけで偉いことを忘れずに!