何かうまくいかなかったとき、つい「自分が悪い」「もっと頑張らないと」と責めてしまうことはありませんか? 完璧を求めるあまり、些細なミスでも自分を否定してしまう。そんな思考が続くと、心はどんどん疲れてしまいます。 でも、あなたが思っているほど「ダメな人」ではないはず。 今回は、自分を苦しめてしまう癖を和らげ、優しく自分を受け入れるためのヒントをお伝えします。
目次
自分で自分を苦しめてしまうあなたへ伝えたい3つのこと
- ありのままの自分で良い
- 自分で自分を褒めよう
- 自分を優先する時間を確保しよう

ありのままの自分で良い
「ありのままの自分で良い」という考えは、心を軽くすることができます。
しかし、それを本当の意味で受け入れるのは、時に難しいこともあります。
ここでは、その意味と、ありのままの自分を認めることの大切さについて解説します。
ありのままとは「完璧でなくてもいい」ということ
「ありのままの自分で良い」とは、何も努力しなくていい、変わらなくていいという意味ではありません。
「今の自分も、それで十分価値がある」ということを自覚することが大切です。
欠点があっても、「完璧な私」でなくても、それでOKなのです。
他人と比べる必要はない
他人と比べることで、「自分は足りていない」「もっと頑張らないと」と思いがちです。
そもそも人はそれぞれ違う人生を歩んでいます。
あなたにはあなたの良さがあり、ありたい姿があると思います。
誰かと比較することでそれを見失っては本末転倒です。
自己否定が幸せを遠ざける
「もっと頑張らないと」「自分はまだダメだ」と思い続けると、どんなに努力しても満足できなくなってしまいます。
過去の失敗や弱さを責めるのではなく、「今の自分を受け入れつつ成長していこう」という考え方を持つことで、心が軽くなり前向きになることができます。
自分を受け入れることで心の安定につながる
「ありのままの自分で良い」と認めることで、安心感や落ち着きを感じられるようになります。
無理に自分を変えようとすると、常にプレッシャーを感じることになります。
自分を受け入れられると、自然体で生きやすくなります。
らくラクダの体験談
らくラクダは「間違っている自分」や「ありたい姿に達していない自分」に非常にストレスを感じていました。
以前転職した際に、転職先の仕事のレベルに追いつけず、自分を責め続けたことがあります。
自分を責めるとだんだんと自信をなくします。
その結果、これまでできたことすらできなくなってしまいました。
出来ない自分を受け入れることで、素直に自分や仕事に向き合うことができました。
今振り返ると、完璧主義とプライドの高さが邪魔をしていたのかもしれません。
「完璧な自分」ではなく、「今の自分でいい」と認めることは大切!
自分で自分を褒めよう
自分で自分を褒めることは心の健康を守るためにとても重要です。人はつい「もっと頑張らなきゃ」「まだ足りない」と思いがちですが、「今の自分、よくやってる!」と認めることで、前向きになることができます。
自分を褒めることで自己肯定感が高まる
自己肯定感とは、「自分には価値がある」と思える感覚です。
これが低いと、「自分はダメだ」「もっと良くならないと」と否定的な考えが増えてしまいます。
逆に、「よく頑張ってる」「今日はちゃんと乗り切れた」と自分を褒めることで、日々の満足度が高くなります。
誰かに褒めてもらう必要はない
「誰かに認めてもらえたら嬉しい」と思うことは自然ですが、必ずしも他人が気づいてくれるとは限りません。
誰かに褒めてもらうことを重視してしまうと、他人の評価が気になり自分の人生を歩むことができなくなる恐れがあります。
だからこそ、自分自身で「今日の自分、えらい!」と思うことが大切です。
自分を褒める習慣を持つことで、誰かの評価がなくても、充実感を感じやすくなります。
自分を褒めることでストレスが軽減される
「まだダメだ」「もっとやらないと」と自分を責め続けると、精神的に疲れてしまいます。
逆に、「今できることをやった」「この状況でよく頑張った」と認めることで、気持ちが楽になり、ストレスが減ります。
あなたはちゃんと頑張っています。 どんなに小さなことでも、自分を褒めてあげてくださいね。
らくラクダの体験談
人に認めてもらうことに執着すると自分を見失います。
らくラクダは仕事で同じ部署のメンバーの悩みや課題をヒアリングして物事を進めるという役割を担ったことがあります。
みんなの意見をまとめようとしても正反対の意見があるので、全員の意見に答えることはできません。つまり誰かの意見は無視する必要があるのです。
そのことに気付くことが出来ずに折衷案があるのではないかと抱え込んでしまったことがあります。
折衷案を求めてしまった背景には、みんなに好かれたい、評価されたいという欲求があったと思います。
誰かに評価されることにこだわってしまうと自分自信の判断が出来なくなります。
この事実に気づいた後は、一定の反発を覚悟の上で自分が正しいと考えたことを行動に移せるようになりました。
人の評価に縛られずに生きたいね!
自分を優先する時間を確保しよう
自分を優先する時間を確保することは、心の健康や人生の充実度を高める上でとても重要です。
忙しい日々の中で、つい他人の期待や仕事の優先順位に流されてしまいがちですが、「自分のための時間」を持つことが、自分らしく生きるための鍵となります。
自分を優先する時間は「充電の時間」になる
私たちは毎日エネルギーを消耗し続けてしまいます。
そんなときに、自分だけの時間を確保することで、心がリセットされ、疲れが和らぎます。
何もせずボーッとする時間でも、趣味に没頭する時間でもOKです。
自分が心地よいと感じる時間を持つことで、心のバランスが保たれます。
他人を大切にするためには、まず自分を大切に
「自分を優先すると、わがままに見られるかも…」と思うことがあるかもしれません。
しかし、自分の心が満たされていない状態では、他人に優しさを与えることも難しくなります。
自分を優先することに罪悪感を持つ必要がありません。
自分のケアを優先することで、結果的に人間関係も穏やかで心地よいものになりやすくなります。
「自分の時間」をスケジューリングする
忙しいと自分の時間を確保することが難しいと思います。
そのような場合は、自分の時間を先に確保してみましょう。
「この時間は何があっても自分のために使う」と決めてしまうのです。
もし仕事の依頼やプライベートの誘いが来てしまっても、先に予定が入っているので断りやすくなります。
らくラクダの体験談
らくラクダはプライベートの用事や仕事の依頼を断れず、予定を詰め込んでしまったことがあります。
その結果、全ての用事を済ますことができないばかりか、体を壊してしまいました。
また忙しさのあまり、大切な予定を忘れてしまうこともあります。
自分の大切なことに優先順位を付けて、断る必要があることが分かりました。
大切な時間のためには「ノー」と言おう!
まとめ
今回は、自分を責めてしまう癖を和らげ、優しく自分を受け入れるためのヒントをお伝えしました。あなたはあなたが思っているほど「ダメな人」ではないはずです。自分を大切にして、豊かな人生を歩みましょう。
コメント