忙しい人ほど「エッセンシャル思考」を取り入れたいポイント3選

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日々、時間に追われる忙しい生活の中で、ふと立ち止まり、自分にとって本当に大切なものを見つめ直す機会はどれくらいあるでしょうか?『エッセンシャル思考』は、そんな忙しい現代人にこそ必要な「やらないこと」を見極め、「やること」を選び取るためのヒントを与えてくれる一冊です。今回はこの書籍から学べる、特に忙しい人に伝えたい3つのポイントをらくラクダの失敗談を交えてご紹介します。

取り入れたいポイント3選

取り入れたいポイントは以下の通りです。

  • 選ぶことを選ぶ
  • 必要でないことは断る
  • 自分自身を守る

次から1つずつ紹介していくよ!

選ぶことを選ぶ

忙しい毎日の中で、私たちは多くの選択肢に囲まれています。
『エッセンシャル思考』では、選択肢を単に受け入れるのではなく、まず「何を選ぶのかを選ぶ」という意識が重要であると説かれています。

私たちの時間やエネルギーは限られています。
そのため、すべてをこなそうとするのではなく、自分にとって本当に意味があることを見極め、それに集中することが必要です。

具体的には、他人の期待や周囲の要求に流されるのではなく、自分自身の価値観や目標に基づいて行動することが大切です。

仕事のおいての頼まれごとや飲み会や遊びの誘いってたくさんありますよね。

その頼みを受ける、受けないを選ぶ権利は自分自身にあることを忘れないようにしましょう。

仕事の頼まれごとは評価にも関わるかと思って断りにくいもの。
しかし本当に自分がやるべき仕事の目標に通じるものなのかよく考えて、何を行うべきか「選ぶ」ことが大切なのです。

らくラクダの失敗談

以前職場で少しだけお世話になった人が異動するということで、送別会に呼ばれたことがあります。
普段の関わりは少なかったもののその人には感謝していたので参加しました。

送別会に行ってみると大勢のカラオケ大会が開催されており、十分に本人とお話しすることが出来ませんでした。

送別会に参加するのではなく、業務の合間に話しかけに行った方がよっぽど気持ちを伝えられたと気付きました。

これをきっかけに、何気なく選択していることでも、選択した先に自分の目標や目的が達成出来るのか考えてから判断するように心がけています。

送別会に参加するという選択を選ばなくても、感謝の気持ちを伝える方法はいくらでもあるのです。

らくラクダは急に誘われても基本的には断ると決めています。
これによって急な誘いがあっても断り切れないということを減らすことが出来ます。

選ぶ権利は自分にあることを忘れないよ!

必要でないことは断る

私たちの生活には、他人からの依頼や誘いが次々と舞い込んできます。
全てに「はい」と答えてしまうと、結果的に自分の時間やエネルギーが奪われ、自分にとって本当に重要なことに集中できなくなってしまいます。

断ることは、決して相手を否定する行為ではなく、自分の価値観や優先順位を尊重するための手段です。

忙しいスケジュールの中でも、何が最優先されるべきかをじっくり考え、やらなくても良いことを排除する勇気を持ちましょう。
それが結果的に、効率的で充実した日々を築く鍵となります。

いざ断ろうとすると罪悪感が込み上げるし、相手を失望させたくないですよね。
それでも「ノー」と言うことに罪悪感を抱く必要はありません。
むしろ、自分の限界を認識し、適切に断ることは、相手に対しても誠実な行動と言えます。

らくラクダの失敗談

ラクラクダは仕事においてあらゆる頼みごとを断れず、自分の本当に進めらければいけないタスクを終わらせることが出来なかった時があります。
そしてその時の周りからの評価は酷いものでした。

周りの頼みに一生懸命応えたのに、評価されず無力感を感じました。

その時本質的ではない頼まれごとはやることで評価が上がらないばかりかむしろ評価を下げるのがよく分かりました。

怒られる、または嫌われる覚悟で頼まれごとを断るようになってからは、信頼してもらえるようになったと感じています。

勇気を出して断ろう!

自分自身を守る

仕事、家庭、友人関係など、あらゆる役割の間で時間を奪われがちです。
その結果、睡眠時間や自分自身をリフレッシュする時間が削られ、ストレスが蓄積し、心身の健康に悪影響を及ぼすこともあります。

休息やリフレッシュは、最高のパフォーマンスを発揮するための必要なことです。

睡眠不足は集中力や判断力を低下させるだけでなく、長期的には健康問題にもつながります。
また自分だけの時間を確保することで、ストレスを軽減し、新しいアイデアやエネルギーを得ることができます。

時間は有限です。何かをするためには何かを捨てる必要があります。
さらに何かをするためには自分自身を休めることも必要です。

睡眠時間やリフレッシュのための時間をあらかじめスケジュールに組み込んでおくことで、それを侵害されるリスクを減らします。

らくラクダの失敗談

らくラクダは以前、仕事の成果を上げるため、睡眠時間を削ったり、休みの日に時間を使って仕事をしていた時期があります。
そのようにできるだけ多くの時間を費やせば良い仕事が出来ると思っていたのです。

結果としては取り組んだ仕事の中身はボロボロでした。誰にも評価されません。
さらに体を酷使してせいで、体調不良にもなりました。
仕事をしている時は緊張しているので体調を崩しかけていることに気づかないのです。

タスクは山積みでも開き直って、しっかり睡眠を取り、休みに日にはリフレッシュした方が良い仕事ができました。

今では睡眠時間を8時間確保しています。
自分自身の時間を確保するため仕事を詰め込みすぎないようしています。

まとめ

今回は名著「エッセンシャル思考」から学べる、特に忙しい人に伝えたい3つのポイントをらくラクダの失敗談を交えてご紹介しました。少しでも参考になったら嬉しいです。

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