人生ではどうしようもできない理不尽なことに見舞われて、迷いや不安に飲み込まれてしまうこともあると思います。しかしどのような理不尽な出来事でもあなたの「考え方」は奪われることはありません。理不尽な時こそあなたの「考え方」が自分を守ってくれます。今回は、自分自身の考え方を守り、大きなストレスや悩みに直面した時のヒントを考えます。

目次
自分自身の「考え方」が大切である理由 3つ
まずは自分自身の「考え方」が大切である理由を説明します。
自己理解と成長への扉
自分の考えを大切にすることで、自分自身の価値観や目標が明確になります。例えば、「何が自分にとって大事なのか」「どんな未来を望んでいるのか」を考えることで、人生の方向性が見えてきます。
また他人の意見や情報に流されるのではなく、自分で考えることで、行動に自信が持てるようになります。自分の意志で決断を下すことは、主体的な人生を築く鍵です。
困難な状況に直面した時の道しるべ
困難に直面すると、どうすればいいのか分からなくなることがありますよね。
でも、自分の価値観や考えをしっかり持っていれば、それが基準となり、正しい道を選びやすくなります。
またプレッシャーに押しつぶされそうな時、自分の考えがあることで、心の安定を保つことができます。
他人の意見や期待に流されるのではなく、主体的な選択ができるようになります。
感情と心の安定
周囲からの期待やプレッシャーは、感情の負担になることがあります。
しかし、自分自身の考えに基づいて判断することで、「自分は自分」でいられる感覚が得られ、心が軽くなります。
内なる声を聞く時間を持つことが安定の秘訣です。
感情は、時に大きな波のように私たちを揺さぶります。
ポジティブな感情もネガティブな感情も共に重要ですが、その波に飲み込まれず、バランスを保つことが鍵です。
自分の考え方や価値観がしっかりしていると、この波に流されずに冷静でいられます。
辛さを乗り切る3つの考え方
続いては辛い状況を乗り切る考え方を3つご紹介します。
コントールできないものは存在する
人生には、私たちの手では変えられない出来事が存在します。
それを運命として受け入れることで、不必要な抵抗や不安を減らし、心の平穏を保つことができます。
制御できないことを手放すことで、逆に自分が影響を及ぼせる部分にエネルギーを集中できるようになります。
自分の考え方や行動は、自分で選べる部分です。その選択に注力することで、ポジティブな変化を生むことができます。
今持っているものが永遠ではないと理解する
当たり前のことかもしれませんが、私たちが持っているものに永遠のものはありません。
これを理解することで「執着」を手放すことができます。
大切なものを失うときはいつかやってきます。
その覚悟を持っておくことで辛い状況を乗り越えることができるかもしれません。
また物事の移り変わりを自然なものとして受け入れる助けになります。
例えば、大切なものを失う時も、それが人生の流れの一部だと理解することで、その痛みを和らげることができます。
自分の考え方は誰にも取り上げられないもの
他人が言葉や行動で攻撃してくる場合、傷つくことがあると思います。
しかしあなたの内面の考え方そのものには直接壊したり、奪ったりすることはできません。
これは、あなた自身の精神的な財産であり、外部の力では変えることができないものです。
あなたの考え方は、困難な状況や攻撃に直面しても守られる心のシールドのような役割を果たします。他人がどれほど否定的な意見を述べても、それをどのように受け止めるかを決めるのはあなた自身です。
らくラクダの考え
誰にでも納得がいかないことを無理やりやらされたり、言葉の暴力を受けた経験があると思います。
そのような時に、行動や言葉で抗うという選択肢があると思います。
しかし必ずしも行動や言葉で抗うことが最善策とはいえない状況があると思います。
そのような時はぜひあなたの頭の中で抵抗してほしいと思います。
らくラクダが以前働いていた職場では、不合理な指示や理不尽な出来事がよくありました。
一つ一つに抗っていては、エネルギーを消耗するだけなので素直に従っていました。
しかし自分の頭の中では「あるべき姿」や「不合理だと思う理由」をいつも考えていました。
もし一つ一つの出来事に反発し、上司や会社と衝突していたら大きなストレスを感じていたかもしれません。
もし考えることをやめていれば、自分で考える力を失っていたかもしれません。
自分で考えることからはどうか逃げず、考えることで自分を守ってね!
まとめ
自分自身の考え方を守り、大きなストレスや悩みに直面した時のヒントを考えました。穏やかに生きるためのヒントになれば幸いです。